映画

昨夜「魍魎の匣」を観にいきました。

原作は、言わずと知れた京極夏彦の名作なのですが、
監督が下手すぎ(:皿;)



セットの作りこみ方はスゴイので、きっと監督は原作本にかなりの思い入れがあるのだと思います。

が、セットを作ることに気合を入れ過ぎて、肝心のカメラの動きを制約しちゃ意味ないと思うのです…



上に邪魔なものが多いせいか、カメラの動きが左右にグルグルすることが多い。
しかも、俳優同士が向き合って話すシーンなんか、画面の7割くらいが顔で埋まる始末。
映画の広い画面を使いきれてない状態が2時間以上続く。


という非常にテレビ放送向きの映画という、どっち付かずのモノになってました。




せめて監督と脚本が違う人だったら良かったのでしょうが、同じ人が兼務しているので、アマチュアにありがちな「俺の作品を観ろ!!(わかんねぇ奴は観なくて良い!!)」という感じの作品に…


原作本に恵まれ、キャストに恵まれても、コレじゃあね…


これからは原田眞人さんが監督の映画は観ないようにします。