音程が

今日はバイオリンのレッスンの日でした。

発表会が近くなってきたためか、2時間のレッスンの最初から合奏、合奏、合奏。

で、最後に先生に言われたこと
「音程に気をつけて」


きついボディブローです…!! 一番苦手なこと言われちゃった…(´Д`;)
もともと、私の音感はあてにならないんです…

 
絶対音感がないので、1個の音が少し低くなると、その後の音が全て少しずつ低くなってしまってチェロの音と凄まじい不協和音を奏でてしまう…

自分一人で弾いてるときは全然気づかないんですけど、合奏になると音のずれが一気にばれてしまうんです…

明日からはチューナーを見ながら1音ずつ音取りです。頑張れ、私(≧д≦)




ソロモン流」という番組で川井郁子さんが「浜辺の歌」という曲を弾いていたのですが、この曲、今度の発表会で私たちも弾くんです。

全然、音が違うわ( ̄_ ̄;)

なんであんなに良い音なのかな?と思って良く見ると、サードポジションで弾いてるのね…
日本の曲って低い音がきれいに響くと、すごくステキなんですね〜。 ちょっとチャレンジしてみようかしら。


ところで、私は川井郁子さんってあんまり好きじゃなかったのですが(いつも宙を見つめてて、自分の世界に入り込んだような弾き方をするから)、今度の番組で見方が変わりました。

あの宙を見つめるポーズは、自分の心を演奏で表そうとしているからなんですね。 彼女の心=音、となっているのでしたら彼女が見つめているのは「宙」ではなく「心」で。今まで先入観ばりばりで聞いてて、ちゃんと聴いていなかったんですね。
私は今まで彼女の音を「聴く」のではなく「見て」いたのです。彼女の外見ばかりに囚われて。

先入観なしで聴いた彼女の音は涙が出るほどキレイで、飾りがなくって、いかにも人間っぽい音で、心に響いて。

久しぶりにお気に入りのアーティストになりそうです。